今年も空中大和茶カフェの季節がやってきました。
本日より3日間、奈良県庁舎東隣に新しく出来た奈良公園バスターミナル東棟2階「情報広場」での開催です。

お茶菓子を作らせていただくようになって早5年目
今年は、黒豆餡と玄米のおはぎをご用意致します。

春は牡丹餅、夏夜船、秋は御萩、冬北窓
米粒が残る程度に搗いたお餅を
餡でくるんだだけのシンプルなお菓子。
いくつもの呼び名を持つのは
この国が四季折々の自然に恵まれていること
そして
幾度となく巡る季節のなか
ある時は来客のもてなし
また、ある時は法要のお供え
団欒のひとときのおやつと
様々な場面で
人々の暮らしに寄り添ってきたことの
表れでもあるように感じます。

お茶同様、時々により在り方をかえ
長く愛され続ける日本の伝統であり
誰もが口にしたことのある身近なお菓子

餡の材料の黒大豆や玄米は自宅の畑で収穫したものです。
小豆の餡とは少し違った芳ばしい風味をお楽しみいただけます。

極上のお茶と空間に
小さな華を添えることができますように。

周辺では奈良の夏の風物詩・燈花会も開催中です。
煎茶の真髄を是非御体験下さい。

_20190811_180824

_20190811_175849